以前、シナモンについての記事を書いたことがあるのですが、今回はダイエットの観点からみた、シナモンの良さと普段から取り入れやすいレシピをご紹介します。
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シナモンのダイエット効果
シナモンには、アンチエイジングやメンタルへの効果など、たくさんの素敵な効果があるのですが、ダイエットに関連する効果は以下の通りです。
脂肪燃焼効果
シナモンの香り成分の『シンナムアルデヒド(桂皮アルデヒド)』は、フィトケミカル。
デトックス効果が高く、脂肪細胞の脂肪を分解して熱を生み出すので、身体を温め代謝が促進されます。
なのでシナモンは、脂肪燃焼効果が期待できます。
中性脂肪の軽減効果
実はシナモンは、生活習慣病予防にも役立つスパイスです。
血糖値を抑えることが出来るだけでなく、悪玉コレステロールや中性脂肪を軽減する効果があるとのこと。
更には、善玉コレステロールの値を上げる効果や血圧を下げるのにも有能だそうで、ぜひとも生活に取り入れたいですね。
デトックス効果
上にも書いたように、シナモンには代謝を上げる効果が期待でき、血流を良くする働きがあります。
そのおかげで、身体に溜まった毒素を排出する効果があると言われています。
むくんで老廃物が溜まっている人や、便通が悪い人はシナモンのデトックス効果を取り入れてみてはいかがでしょうか。
シナモンの注意したい点
シナモンには、『カシアシナモン』と『セイロンシナモン』の2種類があり、一般的に流通している『カシアシナモン』には、たくさん摂取すると肝臓によくないクマリンという成分が含まれています。
クマリンは、少量でも感受性の高い人は治療が可能な肝機能障害を引き起こす可能性があると、ドイツの研究所が報告しています。
ちなみに、東京都健康安全研究センターの調査によるクマリンの含有濃度は
- カシアシナモン:3257.5ppm
- セイロンシナモン:13.7ppm
と、一目瞭然です。
そのため、シナモンを利用したダイエットをする場合は、セイロンシナモンを利用するようにしましょう。
それからもう1つ。
糖尿病や高血圧で服薬している方は、医師に相談してからシナモンダイエットを行いましょう。
というのも、シナモンに含まれるプロアントシアニジンには血糖値を下げる働きがあり治療にも使われているからです。
シナモンダイエットのやり方
論文での検証方法は
- 毎日1.5gのシナモンを摂取する
- 3か月間続ける
というとても簡単な方法でした。
これで2〜3か月目には体重が1〜2kg減るそうです。
シナモンの1日の摂取目安量は、0.6g〜3gと言われています。
0.6gでも効果を得ることが出来るので、摂りすぎには気を付けましょう。
市販のシナモンパウダーは1振りでだいたい0.1gなので、使いやすいですね。
摂り方としては、1回で摂取するのもいいと思いますが、朝にシナモンを摂ると代謝が高い状態で行動できるので脂肪燃焼効果が期待でき、夜は高血糖を防ぎ脂肪が蓄積しにくくなるので、朝夕に分けて摂るのが一番よさそうです。
コーヒーや紅茶と共に摂るのもいいですね。
シナモンを使ったレシピ
以前も書いたのですが我が家のジンジャーシロップにもシナモンを使っています。
うちのジンジャーシロップ(ベース)
材料
- 生姜 100g
- てんさい糖 100g
- 水 1カップ
- はちみつ 大1
- スティックシナモン1本
作り方
お鍋にお水とてんさい糖を入れ、煮立ったら薄切りにした生姜とシナモンを入れて弱火で15分位煮詰める。
デトックスウォーター


私は、こちらのレシピがとても使いやすくてお気に入りです。
初めは違うレシピで倍量近いものを作っていたのですが、慣れないうちは飲み切れず。
飲むこと自体を苦痛に感じたので、初めて作られる人はこの量から始めてみるのがおすすめです。
さつまいもの甘露煮


実は、シナモンははちみつと合わせることでたくさんの健康効果が期待できます。
特にシナモンの血糖値の安定効果と、はちみつの栄養吸収効果が相まって効果が高まるとのことです。
飲むだけでなく、食べて摂るのもいいですね。
さつまいもは食物繊維が豊富なので、ダイエット中のおやつとしても。
飽きずに続けれる方法を探す
シナモンは独特の特徴がある味や香りが苦手な人には続けにくいかもしれませんね。
今回は、3種類のレシピをご紹介しましたが、他にもパンやスイーツなどz100いろいろなレシピに利用されているので、飽きずにおいしく食べれるレシピを探すとよさそうです。
ちなみに我が家のジンジャーシロップですが、ここ最近はてんさい糖100gをラカントやパルスイートを混ぜて作るようにしています。