ダイエット

ダイエット中?だったらブロッコリーを食べませんか?

よく、筋トレをしてる方の食事フォトに出てくるブロッコリー。
ダイエットにオススメの食材とは知っていましたが、なぜたくさんの人がブロッコリーを食べるのか、気になったのでブロッコリーについて調べてみました。

なぜダイエットにブロッコリー?

たくさんの人がおすすめされている、ブロッコリー。
さぞ、いいことがたくさんあるんだろうと思って調べてみたら、その通りでした。

脂肪の代謝を助けてくれる

糖質や脂質の代謝を助けてくれる、ビタミンB群がブロッコリーには多く含まれています。
エネルギー源だからと、糖質や脂質などをとっても、代謝を助けてくれるビタミンB群が不足すると、それらは脂肪に代わって体に蓄積してしまうので、ブロッコリーを食べると脂肪の蓄積を抑えることにつながりますね。

このビタミンB群と共に、ブロッコリーにはクロムというミネラルが含まれていて、クロムには血糖値の改善や血中の脂質の低下が期待できる。

これはぜひ、毎日の食事に取り入れていきたい働きですね。

むくみの対策になる

むくみは、皮下に余分な水分が溜まって引き起こされます。
本来排泄されるはずの水分が体内にとどまってしまうので、あまりよくないですよね。

むくみの原因の1つに、塩分(ナトリウム)の摂りすぎがあります。
ナトリウムには、水分をため込む性質があり、ナトリウムの排出がスムーズになるとむくみが緩和します。
このナトリウムと相互に作用して、浸透圧や水分保持の役割を果たすカリウムがブロッコリーには含まれています。

カリウムはナトリウムの排出を促してくれるので、むくみ改善に期待ができます。

抗酸化作用

ブロッコリー(特に新芽)には、ファイトケミカルの一種のスルフォラファンが多く含まれていて、このスルフォラファン、とても万能な健康成分といわれています。

抗酸化作用が強く、活性酸素を除去する役割をしてくれるので活性酸素が原因となる糖尿病などの予防に役立ちます。
アトピーの改善も期待できるので、重症アトピーの私としては、ここは見逃せません。

それ以外にも、酵素の生成を助けて体内にたまった有害物質を解毒したり発がん性物質の排除、AGEの生成を抑えることが期待されています。

その他にも

食物繊維が豊富なので、便秘予防になったり、ビタミンCが含まれているので美肌作りや肌荒れ防止になったり、女性にはうれしい、鉄分も含まれているので貧血の予防にもブロッコリーはおすすめです。

ブロッコリーダイエットで大切なこと

ブロッコリーダイエットは、ただブロッコリーを食べればいいというわけではありません。
食べ方にダイエットを加速させるコツがあります。

1日の摂取量は100g程度

ブロッコリーは栄養豊富ですが、ほかの食事とのバランスも考えて1日100g程度を取り入れるようにします。(だいたい7,8房で100gと言われています)

同量のご飯を置き換えると、食事のカロリーをぐっと減らすことが出来る上に、食物繊維が豊富なので糖質の吸収なども穏やかになるので自然とダイエットの加速になりますね。

茎も一緒に食べる

実は、普段よく食べられる蕾部分だけでなく、茎もたくさんの栄養が詰まっています。
出来れば、茎も捨てずに一緒に摂りたいですね。
サラダとして食べるだけでなく、ピーラーで薄くしてお味噌汁などに入れたりすると、水溶性の栄養も一緒に摂れるのでお勧めです。

ちー
ちー
我が家では刻んで、キャベツと一緒にお好み焼きに入れたりしています。
ちょっとした食感があって楽しいですよ。

電子レンジ調理がおすすめ

先ほども少し触れましたが、ブロッコリーに含まれるビタミンB群やCは水溶性のビタミンなので、水に流れ出てしまいます。

そのため、ゆでるなどの調理よりも、電子レンジでの加熱をした方が栄養が残りやすくなります。

※実はブロッコリーは生食もOKな野菜なんだとか。
なので、気持ち少し硬めの仕上がりにチンして、しっかり噛んで食べると満腹中枢が刺激されて食事量が減りますね。

ブロッコリーダイエットをする際の注意点

栄養たっぷりで体にいいブロッコリーですが、実は注意しないといけない点もあります。

調味料の使い過ぎ

ゆでたブロッコリーにマヨネーズやドレッシング…おいしいですよね。
あのきれいな緑色とのコントラストもよく、視覚的に食欲が進むのですが、せっかくカロリーが低いブロッコリーを食べているのに、調味料でカロリーを摂りすぎては意味がありません。

計量スプーンで計ってかけたり、予め調味料で和えておいて味をなじませておくのも1つの方法ですね。

大量に食べると、体臭の原因に

ブロッコリーに含まれる、コリンという成分が臭いの元になるトリメチルアミンという成分に変化するためです。
しかし、コリンは色々な食品に含まれているので、ブロッコリーが特別というわけではありません。
1日に100g程度なら、大量ではないので気にしなくてもよさそうです。

ただ、トリメチルアミンは肝臓で分解されるのですが、肝機能の低下によって体内に溜まることもあるので、肝機能が弱い人は食べる量に気を付けた方がいいかもしれません。

甲状腺機能低下症の薬とは相性が悪い!

健康な人が普通に食べる分には問題ないのですが、甲状腺機能低下症の服薬治療をしている人は、ブロッコリーが薬の吸収を阻害することもあるので、食べ過ぎには注意してください。

気になる方・心配な方は薬剤師やかかりつけ医に相談するといいですね。

ブロッコリーは我が家の常備菜

我が家では、常に硬めにゆでたブロッコリーが冷蔵庫に常備してあります。
ちょっと小腹がすいたときに、食べ過ぎた時のカロリー調整にと、色々便利なので。
ここ最近は、ねーさんも食べるようになってきたので、家族3人で、1週間で3,4房を消費しするペースかな。

現在は私の仕事の日数が減ったので、生のブロッコリーを利用していますが、以前は冷凍ブロッコリーを常備していました。

この量は、かなり重宝します。
我が家の冷凍庫事情は、このサイズをそのまま保存というのが難しかったので、小分けにして保存していたのですが、意外と消費は早かったような記憶が…
冷凍は便利ですもんね(笑)

今回記事を書いて、ついついおいしくて食べ過ぎてしまうブロッコリーですが、ほどほどの量に抑えていないといけないんだと反省しました。
何でも適量が一番ですね。

これからも食卓にブロッコリーを上手に取り入れて、ダイエット頑張ります。