日記

手根管症候群の手術が終わりました

先週の金曜日のAM…
人生初⁉の手術を受けてきました。
いや〜、もう、大変で(笑)

次回(左手)の時への覚書と、少しでも、これから体験される方の参考になるように、とりあえず体験記を書いておこうと思います。

手術日まで…

手術がお盆なことと、私ととーさんの仕事の関係もあって、術前検査は施術日の1週間前の土曜に行いました。
それ以外は特に何もすることもなく…
留意点としては、手術日はお昼前になるので、朝の7時から絶飲食であること、当日はギプス(シーネ)を装着するので、着替えやすい服装で来院することという2点でした。

そうそう、忘れてはいけなかったのが、保険(私はメディケア生命保険を利用しています)に連絡して、保険請求の仕方の確認と用紙を送付してもらうこと。

これ位でした。
ちなみに前日までは、特に緊張もなかった私ですが、前日の夜は、緊張のあまり、アレルギーの眠前薬の副作用(眠気)も全く襲ってこず…睡眠時間は3時間でした。

手術当日の朝

7時から絶飲食だったので、6時には起床し、朝食を…
しかし、パンがあまり喉を通らない。
そして、胸やけと吐き気が…
緊張による極度のストレス状態でした。

病院に到着するも、1つ前の手術が少し時間を押しているとのことで、30分位待って…
処置室にて、抗生剤の点滴を行いました。

手術室でまた点滴をするとのことで、点滴が終わってもカテーテルは入れたままでした。
⇒私、腕はテープ被れするので、注射系はいつも手の甲に打ちます。
ここから、緊張がピークに達し、時々目がウルウルとなってました。

いざ、手術室へ…

手術室に入る前に、更衣室で病衣に着替えました。
…ここで1つ思ったのが、女性の方は手術日はスポブラをすることをお勧めします。
というのも、パンツ以外はすべて脱がないといけないから。
手術後の更衣、ホックが止めれなくなりますから(笑)

さて、更衣が終わって手術室へ…
よくドラマとかである手術室を思い浮かべていたのですが、全然違う感じの部屋で。
広い部屋に手術台がポツン。
そんな感じの部屋。
冷たい無機質の感じの部屋と思っていたんですが、部屋の壁がオレンジ調で統一されているので柔らかい雰囲気の部屋でした。

でも、でも、術前の私、極度の緊張で雰囲気がどうのこうのよりも、怖さと不安で押しつぶされそうで、台に横になった時から涙が止まりませんでした。
(大の大人が恥ずかしい)
横になると、病衣の方の部分のボタンが外され、心電図や酸素等の機械が取り付けられ、麻酔の注射を打ちます。

この麻酔が痛い!!
だって、脇に打つんだもん。
しかも怖くて見れなかったんですが、かなり太めの針だったと思う。
麻酔が効くまで看護師さんがずっと腕を抑えてくれていましたが、麻酔が効いている感覚は全くなく、消毒が始まった時には

ちー
ちー
え!もう…?
なんて思う位でした。

局所麻酔は怖い!!

麻酔が効いた頃(多分)に先生がヨウチン(?)で右腕をくまなく消毒。
麻酔をしているハズが、感覚があることに不安が…

ひたすら先生のいない左側を向いて(泣いて)いました💦
さて、手術スタートです…
ペンかなんかで、手に印をつけ、とうとうメス?が。
それが、かなり痛くて…

痛み止めを追加してもらってからの再スタート。
ここからはもう、ぽろぽろだった涙が、ボロボロとあふれ出し、血管がどうのこうのとか、先生の話が聞こえてきます。

そして、痛み止めを追加してもらって切る痛みはなくなったのですが、ドリルが入っていたらしく、その鈍痛は消えず、結構痛かったです。

手術自体はおそらく30分前後だった(痛み止めを追加した分ながくなりましたが)と思うのですが、このまま一生終わらないんじゃないか…とまで思うような長い時間でした。

そして今回思ったのが、聞こえるし感じるから、局所麻酔は怖いということ。
もう二度としたくない…

手術後の生活について

傷口を縫って、シーネで固定したら、特に何もなく更衣室へ…
そしてお会計をしたら、そのまま帰宅。
そんな流れでしたが、一応細かく記録しておこうと思います。

手術当日

施術後、更衣室で着てきた服に着替えるのですが、ここで失敗。
ブラのホック・ジーパンのチャック&ボタンが留めれません。
というのも、ギプスで固めて手は⇒のような感じになっているのと、手のひらを動かすと傷が痛い。

なので、手術室の看護師さんが更衣を手伝ってくれました。
更衣後の私がこんな感じ。
先生曰く、手をつってあげておかないとズキズキと痛みがひどくなるとのことで、この日は家でもずっとこの状態でした。

それから、寝るときも、何となく手を直接布団に置くとズキズキするので、予備の枕で高さを調節して寝ると痛みがマシになるように思いました。

この日は、入浴は禁止とのことで、とーさんが洗面台で頭を洗ってくれたのですが、人に洗ってもらうと何とも言えないストレスですね(笑)
感謝はしてますが、どれだけ自分で洗いたいと思ったことか…

手術翌日

この日は、朝から決めていました。
それは、シャワーをすること!

だって毎日こんな高温の日々で、汗をかかないわけがない。
体中べとべとで気持ち悪いし痒いしで不愉快極まりなかったので…
ただ、ここで問題。
右手を濡らさないように、どうやって入浴をするか…
すぐに頭に思い浮かんだのが、介護職時代に利用者さんに使っていた

ギプスカバー。
今すぐに欲しいので、実店舗で売っていれば購入したのですが、ネットだと今すぐに手に入れることが出来なくて。
前もって購入しておけばよかったんですが。

ないものは仕方がないとのことで、編み出したのが、ラップ&ビニールでの簡易カバー。
…ただ、ビニール袋有料化になった今に、反エコなことをしてしまってますが。

ちー
ちー
ごめんなさい。


この日の入浴で思ったのが、人間、何とかしようと思えばできるもんだと言うこと。
というのも、シャワー時に手伝ってもらったのは、洗顔のチューブ(洗顔フォームだったら一人でもできたと思います)を出してもらうことのみでした。
左手で左手は洗えないけど、太ももに石鹸をつけて腕をこすりつけたりして、何とか自分ですることができます(笑)
その後に問題だったのが、背中を拭くこと。
これは片手じゃ厳しい💦
なので、頭と背中は拭いてもらうことにしました。

この日もやっぱり傷跡が痛みましたが、少しずつ指を動かしたりしていました。

2日目

時々傷が痛みましたが、ずーっとと言うことは無くちょっとずつ指の可動域を増やしました。
おかげで、力は入らないけど、軽くグーは出来るように。
でも、皮膚が突っ張るので本当に軽〜くしか出来ませんが。

やっぱり寝るときは、腕を上げてないとズキズキするように感じました。

3日目、消毒で通院

3日目の今日、傷口消毒のために通院しました。
ギプスを外して、初めて傷を見ました…
痛い個所などから、もっと大きな傷なのでは?と思っていましたが、手術の説明の時に言われたように、2㎝位の傷だったのには、ちょっとびっくり。

傷口が化膿とかしていなくてきれいなため、次回は来週の月曜日に抜糸のために通院と言うことになりました。
指のしびれなどは、悪かったところの方が早く回復するそうで、言われてみれば、一番ひどかった中指が指先の感覚が戻ってきているように感じます。
でも、やっぱり親指の付け根が痩せているので、回復には少し時間がかかると言われました。

ちなみに消毒は、ほんの数秒…傷口を2回程消毒液でなぞっただけなんですが、めっちゃ痛かった。

ギプスと言う支えが無くなった手。
自由度は増しましたが、ちょっと重たいもの(半分以上入った缶コーヒー)を持つと、『ガクン』というような衝撃と痛みが手首に走ります。
ただ、先生からはしっかりと手を使うようにと言われているので、無理のない範囲を探しながら、日常生活をして行こうと思っています。

とりあえず…

手術から今日までの流れはこんな感じで、思っていたよりは術後の生活はそこまで不便ではなかったのですが、やっぱり手術は…
でも、今の所はやってよかったと思います。

この体験が、手術を悩まれている方の参考になればいいのですが…

最後に、手根管症候群に悩まれている人は女性の方が多いとのことで一応書いておこうと思います。
乳児がいらっしゃる方は、私的に絶対に支援が必要です。
抱っこが出来ないのももちろんですが、おむつ交換も出来ません…
実は自分のトイレもかなり困難になります。
なので、月の物の周期も視野に入れての術日を決めた方がいいかな?と思いました。

これから少しずつ、痛みのピークも減っていくと思うので、リハビリも兼ねて徐々に家事も再開していきたいと思います。