日記

ドリームボックスはなくさないと…

ドリームボックス…なんか、素敵な名前ですよね。
夢がいっぱい詰まってそうな。
でも、現実は名前のイメージとは真反対の悲しいものでした。

悲しくて、最後まで読めなかった…

実は、ドリームボックス…犬や猫たちの殺処分をするための部屋のことです。
夢を見るように…とか、そんなん嘘ですよね。
中には恐怖で涙を流す子や、阻喪をする子もいるとか…
私は、ドリームボックスの記事(ネットで検索するとたくさんの記事が出てきます)、最後まで読むことが出来ませでした。

うちに来た、ティコ・チャコ・ハチコ・タック…みんな里親募集で応募した子たちです。
もし、あの時、この子たちに出会わなかったら…この子たちはどんなニャン生を送っていたのだろう…と考えると胸が詰まります。
みんなに出会わせてくれた、保護主さん、預かりさん…皆さんに感謝しかありません。
実は、ハチコ・タックを保護してくださっていた施設、今でも時折ネコジルシの里親新着募集で里親さんを募集されています。
どうか、どうか、幸せにゃんこさんが増えますように…
どうか、どうか、みんなが素敵な家族と出会えますように…
そう願いつつ、いつもメールを見ています。

保護施設もいっぱい

はっちゃんをうちで飼うことになり、お迎えに施設に訪問させていただいたとき、保護部屋いっぱいに猫ちゃんがいました。
もちろん、施設以外にも預かりさん宅にもたくさんの猫ちゃんが保護されていて、リバースしないといけない子もいると聞きました。

小さな子猫たち、こんな時期にリバースされたら…
タックのように、人懐っこく警戒心0の子たちは人についていって、車にひかれたりするかもしれない…

私は、世の中のにゃんこ達全員を幸せには出来ないけど、うちに2にゃんが来たら、施設に2にゃん分の空きが出る…そしたら、新たに保護が出来て、また幸せなニャン生を送れるチャンスが巡ってくる子が増える…そう信じて2にゃんを家族として迎え入れました。

猫にとっての幸せって?

正直、私には、猫にとっての幸せって何か…はわからないです。
でも、私はにゃんこのおかげでたくさん幸せにしてもらっています。

もしかしたら、外を自由に歩き回って、色んな猫と触れ合って、縄張り争いでけんかして…の方が、完全家猫としてのニャン生より幸せなのかもしれない…
これは、その子その子の環境で違ってくるのかも?と思っています。
でも、飢えや危険、寒さや暑さは回避できるので、不自由さは許してくれるかな?

猫と暮らす幸せ

猫嫌いだった私をこんなに猫好きにしたティコ。
本当に尊い存在でした。
ここ最近も、会いたさでちょっと泣いてしまうことがあったり…
でも、しっかりするという約束は守らないといけないので、毎日それなりに頑張っています。

そんなティコと暮らせた時間は6年半という、長いけど短くて、短いけどとても濃い時間でした。
初めてティコを我が家に迎えたのはティコが生まれて2か月位だったかな。
元々は猫を飼う予定なんてなくて、とーさんにしぶしぶ連れていかれたはずなのに、この子が仁王立ちして「にゃー」と鳴いた瞬間に、この子を迎えようと決めました。

初めて飼う猫。
わからないことだらけで苦労もしましたが、それでも毎日この子が起こすハプニングが楽しくて、幸せで…

大切なことを教えてもらいました

1年経って、チャコも迎えて…
子猫のチャコは、本当に小さくて細くて…
なのに、威嚇と共に猫パンチで攻撃してくるティコに対して、同じ様に猫パンチで応戦してました(笑)
ティコがチャコを認めて、頭を舐めてあげたときは、本当に感動で涙が出ました。

あれだけ体格差があったはずなのに、1年経つとこんな感じでどちらもしっかり、がっちりした体型に育ちました(笑)

もちろん、チャコの方が1kg体重が軽いのでちょっと小さいのですが、抱っこした感じは、ティコよりもチャコの方がずっしり来るように思ってました。

この頃には、2にゃんが仲が良くて、本当の兄妹かのように思えました。

妊娠が発覚して。

今の家に引っ越し。
ねーさんが生まれて…
本当にあっという間に時間が過ぎていきました。

この頃は、まだまだ無限に時間があると思っていたのですが、そうじゃないんですね。
命は生まれた瞬間から、終わりへのカウントダウンが始まっているんですね。
それがいつ来るかわからないけど、その時がいつ来てもいい様に後悔しない時間の使い方をしないと…
ティコがそれを教えてくれました。

大切な命の時間

私もそう、とーさんも、ねーさんも…このブログを読んでくださる、皆さんだって…
みんな大切な命の時間を過ごしているのに、今、この瞬間、もしかしたら、その時間を奪われる子がいるかもしれない。
現在のうちは、もう、これ以上のにゃんこさんの受け入れは出来ません。
でも、ここでこうやって書くことで、誰かの目に留まって、誰かがこれをつなげてくれて、幸せにゃんこを増やしてくれるかもしれない。
もちろん、にゃんこだけじゃなく、わんこも。

だから書きます。

ドリームボックス、そんなものが存在してはいけないんです。
絶対、そんな悲しいものは無くすべきです。
こちらは、ふるさと納税なのですが…


わんこやにゃんこ、それにサラブレッドを救うプロジェクトもあります。

昨日、有馬記念でしたね。
あの舞台に立てたサラブレッドたちは、そんなことを気にしなくてもいいのかもしれませんが、G1馬になれなかった子たちはその先、どうなるんでしょうか…

どうか、どうか、多くの命が幸せに最期を迎えれますように。

ブログランキング・にほんブログ村へ