…ボンが旅立ってから、もう3回目の週末が来ました。
早かったような、まだそれだけしか経ってないような、少し変な感覚です。
普通は、49日が過ぎてから…とか、もっと時間が経ってから、新しい家族の迎え入れを検討するのかもしれませんが、私は早く子猫を迎え入れたかったんです。
というのも、
ボンの存在の大きさ
私たち家族にとって、ボンは小さな体ですが、存在はとても大きく…
お出かけするときも、ボンがいるからアネサンと家を任せれる…そんな頼りになる、猫でした。
それはアネサンにとっても同じらしく…
ボンが入院した時も、アネサンの様子が少しおかしかったのですが、旅立ってからこっち、アネサンがとっても小さくなりました。
毎日、家じゅうをボンを探して回るようになり、本当に寒い日は暖房がついているので寝室に来てましたが、それ以外寝室に来ないアネサンが毎日一緒に寝るようになりました。
それに私も、夜中に涙が出て…という日々だったので、少し早いかもしれないと思いつつ、とーさんに相談をしました。
アネサンの性格を考えて…
アネサン、本当は甘えたで寂しがり屋さん。
そして、意外と図太いようで、繊細な性格の持ち主なんです。
なので、アネサンがお留守番の時に一緒に過ごせる猫さんを迎え入れたい…と思っていました。
でも、成猫さんだとアネサンが遠慮してしまったりするので、メスの子猫を探すことにしました。
アネサン自体も保護猫として、以前仮親さんのもとで育っていたので、もしかしたら、意外とあっさりと受け入れてくれるかも…?と考えていました。

新しい家族
猫好きな方は知っている人が多いかな?と思いますが、猫の里親探しのサイトであるネコジルシを利用して新しい家族を探しました。
実は5年前、アネサンを見つけたのもこのサイト…
と言うことで、今回もこのサイトを利用して新しい家族を探すことにしました。
一応、近所のペットショップや動物病院にも、里親募集の張り紙が貼ってあったのは知っていたんですが、子猫・女の子という条件に更にプラスして、ボンと被らない毛色の子…という細かい条件を設定するには、ネコジルシが便利でした。
そしてHitしたのが

この、ハチワレのハチコちゃん(ねーさん命名)。
とても臆病な子で、手を差し伸べるとびくっと反応するし、怖がってまだ自らゲージを出ようとはしません。
昨日、うちに来た当日は、トイレの中にこもってしまい、ご飯すら食べませんでした。
夜になって、全くご飯を食べてないのも不安なので、カリカリを手に乗せて口元に持っていくと、1粒ずつ食べてくれ、少し安心。
お水も全く手をつけなかったので、ボンの時にやっていたように口周りを濡らせてなめさせる方法を取りました。
そうそう、今回ネコジルシを利用した時に、アネサンの時と違って、利用条件と言うか、子猫譲渡の条件がかなり厳しくなっていたことに驚きました。
私的には、厳しい条件と言うのは、もらわれた猫ちゃんたちの猫生のためを考えたら当たり前だと思うのですが、逆にそこまでしないといけない人が多い世の中が、とても寂しく感じられました。
ハチコちゃんとのお見合いを済ませ、お家に連れて帰ることにした後、他にも保護されている猫ちゃんがいるお部屋に案内してもらいました。
そのうちの1つに、子猫がたくさんいるお部屋がありました。
子猫って、こんなにパワフルだっけ??と思うような、そんな子たちがたくさんいて。
その中でも、目が離せなかったのが

この、タックでした。
もう、本当に人懐っこくて、それでいて元気溢れる男の子。
本来はメスの子猫を…と思っていた私のハートが撃ち抜かれ、ハチコちゃんとともに、タックも連れて帰りたいと申し出てしまいました(笑)
そんなタック、ちょっとかわいそうなことに…
メス2にゃんから、シャーっと威嚇を受けています。
もちろん、アネサンとハチコちゃんもお互いにシャーシャー言ってますが(笑)
タック、連れて帰ってきた後、キャリーから出すと大変なことに…
行動が機敏過ぎて、動きについていけない。
これは、脱走の危険性が高いし、万が一の誤飲や誤食、コードかじりなどがあっては困る‼‼と言うことで、我が家の大改造計画が始まりました。うあ
思っていた以上に大変…
2にゃんを連れて帰ってきてから、アネサン、1階に降りてきません。
これは、思わぬ行動。
自分のテリトリーに見知らぬ猫がいたり、においがするのはやっぱり不愉快ですよね。
一応、キャリー&ゲージ越しにご対面はしましたが、アネサンが怖がって威嚇&固まる💦
これは、ちょっと思っていた以上にアネサンのダメージが強いのかも??と言うことで、急遽2にゃんを隔離することに。
色々と考えた結果、子供部屋予定の部屋が一番アネサンのテリトリーから切り離しても問題なさそうなので、そこを猫部屋として改造しました。
猫部屋誕生
これから、子猫同士もそうですが、アネサンとも折り合いをつけて仲良くなっていってもらわないといけません。
ボンがアネサンを受け入れたのは、アネサンが来てから1週間経った頃でした。
アネサンはいつか2にゃんを受け入れてくれるのだろうか…
不安はあるけど、ゆっくり時間をかけて、みんなで幸せになっていきたいな…
いつか、この猫部屋に3にゃんが自然と猫団子を作っている…そんな風景を夢見ながら、今は焦らないようにみんなのペースを掴んでいこうと思います。
